これからプログラマーを目指す人が、失敗しないための職種はいくつかある。プログラマーとして活躍できる分野は、システムプログラマー、ゲームプログラマー、Webプログラマーの需要が高い。世間の動向を見極めていれば将来性の高い分野が見えてくるはずだ。ある程度年数を積んだプログラマーは、キャリアアップを意識し、プログラマーからITコンサルタントやプロジェクトマネージャーなど知識と経験を生かしたポジションへと変化する。プログラミングだけではなく、マネジメント力やコミュニケーション能力も備えていくのがいいだろう。
システムプログラマーは、ITサービスでもよりサーバに近い分野で仕事をすることがほとんどである。将来性を考えた場合、10年後、20年後にさらなるキャリアが積めるITエンジニアになるにはサービスそのものの設計ができるようになっていると希少価値が高くなる。開発しているプロダクトがどんなサービスなのかによって必要な経験は異なり、取り扱う言語も大きくかわってくる。自分の得意分野を意識しながら、どのポジションが最適か考えるべきだろう。
Webプログラマーはフロントエンドとも呼ばれ、ユーザーの立場でプロダクトを作る立場だ。機能性よりもデザインやエンタメ性を重視される。もちろんどちらも必要な職種でそれを統括するプロダクトマネージャーは、マルチタスクが可能でないと務まらない。
ゲームプログラマーは、キャラクターのデザインや背景なども考慮しなくてはならない。今やオンラインゲームはゲーム業界シェアの7割を超えているため、オンラインゲームは今後も成長業界と考えてよいだろう。